白アリの生態

シロアリの自然界での役割

シロアリは世界で約2,900種が知られており森林の中では枯れ木や落ち葉などを食べては森の分解者として物資循環に役立っています。 また、土の中に作る網目状の蟻道は、水分や通気など土壌中の微生物が繁殖しやすいような土壌の条件の改良に役に立っています。

シロアリのシロアリの自然界での役割

しかし、白蟻には人間の住む建物と倒木の違いはわかりませんので、シロアリが床下などから蟻道(ギドウ)と呼ばれる通り道を作り住居に侵入をしては柱や床材などの木材を食べていくことがあります。 日本では23種が記録されていますが、日本で主要な家屋害虫とされているのは、4種類で、ミゾガシラシロアリ科(地下シロアリ)のイエシロアリとヤマトシロアリ、レイビシロアリ科(乾材シロアリ)のアメリカカンザイシロアリとダイコクシロアリがあげられます。 シロアリによる建物への被害が確認された場合、種によって生態が異なり、駆除の工法も変わります。

日本で建物に被害を与える主要なシロアリ

ヤマトシロアリ
ヤマトシロアリ

北海道名寄市からトカラ列島までの日本全域に分布しているシロアリで、湿度の高い環境を好み生活をしている。 日当たりが悪く湿気の多い場所に多く生息している。地面に近い土台や床束、根太、大引などの被害が多いが、雨漏りなどによって湿度の高い環境にある場合には天井裏まで被害が及ぶ。

イエシロアリ
イエシロアリ

関東南部以西の西南日本に分布しているシロアリで、地中の巣から蟻道を100mも延ばす能力があり、1個の固定巣からの被害は広範である。 水を運ぶ能力があり木材を湿しながら加害するため、被害は家屋全体に及ぶことがある。 家屋を自分の餌場としてだけでなく、自らの生活場所とするため穿孔するため侵入してからの加害速度が非常に速い。

シロアリの活動時期について

シロアリは気温が温かくなると活発に活動を行いますが、その生態上、冬眠をすることがありません。 気温が下がるとシロアリの活動は鈍くなりますが、暖房の効いた気密性の高い建物や断熱材の裏などの暖かな場所では真冬でも活発に活動を行うことができます。

シロアリは仲間同士で生活

シロアリは社会性の発達した昆虫で階級ごとにそれぞれの役割があります。その仲間の数はヤマトシロアリで数万、イエシロアリで数十万~100万匹と言われています。

羽アリについて

羽アリは、主にニンフ階級のシロアリが生殖階級に分化して新たな場所で繁殖活動を行うためにある時期になると集団で巣から飛び立ちます。シロアリの羽アリが飛べる距離は数百メートルと言われていますが、羽を落とした後は雄雌が対になって地中に潜り繁殖活動を始め新たなシロアリのコロニー(集団)を形成しようとします。普段、シロアリは人間が生活する場所へは姿を現さないので日常生活の中では気付くことができませんが、羽アリとして飛び立つこの時期だけは人前に現れます。羽アリが家の中から発生する時にはシロアリが侵入をしてから年月が経過していることがほとんどですので、定期的にシロアリ対策を行う必要があります。

ヤマトシロアリの羽アリ
3月から5月上旬頃の温暖多湿な昼間に飛び立ちます。

イエシロアリの羽アリ
5月中旬から7月の温暖多湿な夕刻に飛び立ちます。

家の中から羽アリが発生したら

慌てずにまずは専門のシロアリ業者にお電話ください。
家の中から一斉に羽アリが飛び立つと皆さん驚いて羽蟻が出ている場所に殺虫剤を撒かれることがありますが、被害箇所の拡大やシロアリの警戒により駆除に時間を要する可能性がありますので専門業者が来るまでそのままの状態でお待ちください。

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