福岡県などに生息するシロアリ対策

家の軒下に大量発生するシロアリは、木材を食い荒らすなどの甚大な影響を与えます。個人で駆除等を行うことは、専門的な知識を必要とするため、専門の業者に依頼することが基本となります。ここでは、シロアリに対する基本的な知識とその対策を紹介します。

シロアリの種類

家の軒下に住み着く白アリには、大きく分けて「イエシロアリ」と「ヤマトシロアリ」の2種類が存在します。触覚がじゅず状であり、前後の羽の大きさがほとんど同じ、体にくびれがないといった、共通する特徴があります。羽アリになる時期はそれぞれ異なりますが、「イエシロアリ」が4月から5月の昼間、「ヤマトシロアリ」が5月から7月の夜と、春から夏の期間に重なっています。福岡や北九州、直方市などの九州北部には、両方とも生息している可能性があることに注意します。

発生前にできる家の確認作業

「イエシロアリ」と「ヤマトシロアリ」は春から夏の間に羽アリになるため、秋から冬の間に基本的な対策をとることが大切です。基本的な対策としては、家の周りを定期的に点検することです。家の外では、基礎コンクリートに不自然な土の道があるかどうかを最初に確認します。この道があるようであれば、白アリを疑う必要があります。また、荷物や廃材などの木材が換気口を塞いでいるならどかすなどの作業を行い、白アリが好む環境を除去します。台所にある床下収納庫を開けて床下に入り、配管の水漏れなど湿気があるかどうかを確認する作業も重要です。

シロアリが好む環境を発見したらすぐに専門家に依頼

配管の水漏れなどを発見した場合は、速やかに専門業者に依頼する必要があります。放置すればシロアリの格好の生息エリアとなり、来年の春や夏に大量発生する可能性が高まるからです。専門の業者の場合は、30分程度の床下診断を無料で行うことができます。床下環境改善施工をすることにより、シロアリの発生を未然に防ぐことが可能となります。

シロアリ対策は早めに行う

一般的なシロアリは、4月から7月までの春から夏にかけて羽アリとなります。秋から冬にかけて行える対策は、シロアリが好む湿気を作り出す原因を見つけて、それらの環境をなくすことです。専門の業者に依頼し、床下環境改善施工を行うことでシロアリ対策になります。

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