福岡のシロアリ発生状況と駆除

九州地方の北部に位置している福岡県は3つの海に面しており、南部には山があります。年間を通して雨が多く、温暖な気候です。そのため、古くからある木造住宅などではシロアリの被害に悩まされてしまうことがあるようです。

福岡に生息するシロアリ

福岡に生息しているシロアリは、在来種のヤマトシロアリとイエシロアリがほとんどです。近年では外来種のアメリカカンサイシロアリも増えているようです。シロアリは常に薄暗く、ジメジメと生暖かい場所を好みます。温暖な福岡では白ありの生息する条件が揃っているため、被害に遭いやすい傾向にあるようです。

シロアリ被害について

ヤマトシロアリは個体数が少ないため大きな被害二なりにくいのですが、イエシロアリだと1つのコロニーが50万から50100万匹と大量になってきます。気がついたら手遅れになっていたということも少なくありません。特にクロマツやアカマツなどの柔らかい木材を好んで食べます。家の中で羽蟻を見た、近所でシロアリの駆除をしていた、台所やお風呂の前の床の感触が柔らかいなどの症状があったときには、すでに白蟻の被害にあっていると考えた方が良いかもしれません。

シロアリ駆除と施工までのタイミング

中古住宅の購入であったりリフォームをするのであれば、入居前や施工前に白アリの点検を実施するとよいでしょう。柱などの木材の表面を見ただけではわからない場合もあるので、家を改修するタイミングや住み始める前にしっかりと見てもらっておくと安心です。気になる症状があるときには電話やメールで問い合わせをしてみましょう。状況の聞き取りをしてから日取りを決め、実際に現地調査に移ります。その後正式な契約をして施工日を決め、実際の施工へと移ります。施工自体は1日あれば終わるケースが殆どのようです。

シロアリ駆除の今までとこれから

いままではシロアリの巣となっている部分をみつけ薬剤を散布していましたが、近年では薬剤を散布しないベイト工法での施工が増えてきました。狭すぎて床下に入れない場合などに特に有効で、蟻殺剤を入れた餌を専用の容器に入れて等間隔に庭に埋設するだけで設置完了です。適切な駆除で快適な家を取り戻してください。

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